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菅野所長のエッセイ:テーラーの勇気

いよいよ秋らしい気候になってきた。が、寒暖差があるので油断はできないなあ。今週は1日だけ朝からすごく調子が悪い日があったのだが、何とか仕事場に来て無事に終えた。自分としては快挙だなあ。偉い!
世の中はものすごいことは最近起こっていないようだ。アメリカの株価下落というのもすぐに反発が来るし、実際にはトランプの保護政策が功を奏せば、向こう数年はいいかもしれないのだし。しかし、ああした保護政策は長い目で見れば生産性の向上にはつながらない。自動車については、そもそもアメリカ車が優れていないからということに尽きるんだから。

中間選挙はいったいどうなるのか? テーラー・スイフトが反トランプを唱えているのにはびっくりだよねえ。カントリー歌手が保守層を敵に回すというのはものすごく度胸がいるよ。実はちょっと心配しているのだ。別にファンではないが。でも覚悟してやってるんならたいしたものだな。逆にカニエ・ウェストがトランプ支持というのは意外すぎるな。いったい何なんだ、こいつは? やっぱりただの馬鹿なんじゃないのか。まあ、影響力はほぼないだろう。むしろマイナスに働くかも、テーラーのほうは、これを受けて無党派層がすごい動きを示している。選挙の鍵を握るのは無党派層ではあるから、民主党が勝ったら立役者ということになるかもしれない。

でも、アメリカのポチである日本は、これからどれだけ損害を受けるのだろうか。アメリカの在庫余りの軍事品ばかり買わされるんだろう。そんな政治家には頼らずに、トヨタがソフトバンクと組んだのは、むしろ遅いくらいだが、日本車の関税にかんする思惑が急速に取り沙汰される現在では注目される一手だ。
在庫余りといえば、今回の安倍政権がまさにそれで在庫一掃セール内閣と最初から言われている。まあ、これからいろいろとバカな大臣がバカな話で賑わしてくれることだろう。

ほんとに公務員というのは何だかなあと思わせたのは、気仙沼の防潮堤問題。住民の猛反対を押し切って建設している防潮堤が22センチ高かった。なぜそうなったのか? 設計段階で職員がその間違いを見つけ指摘したまではいいのだが、建設会社側がそのメールを見落とし削除してしまったので、その案で続行となった。
しかし、ほんとうに深刻な問題は、そのミスを見つけた職員が途中で異動となり、事の確認をしないままとなったことである。そういう重要なプロジェクトにかかわった人間が異動してしまうことに違和感を覚えるとともに、引き継ぎ、申し送りがなかったことに驚く。住民たちの怒るまいことか。当然だな。気仙沼はあの年の春、僕が一番最初に訪れた港だ。津波で惨憺たる状況ではあったが、それでもあのきれいで上品な内湾、気仙沼港を要塞のような堤防で囲うなんてと思ってた。今回のことには輪をかけて虚しいと思う。

さて、今週はGⅠ秋華賞である。ブエナビスタ、ウオッカ、ジェンテルドンナ級の名牝と思われる⑪アーモンドアイ。普通であれば負けることはないが、久々、追い込みきれないケースもある。あのブエナビスタもこのレースは3着だった。まあしかし、着は外さないだろうと見て、ここからの3連複。相手はまず⑦ラッキーライラック⑬ミッキーチャーム⑯プリモシーン。これに続いて②カンタービレ⑥パイオニアバイオあたり。期待はやや人気のない⑯プリモシーンだが。

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