特にきっかけはありませんが、自分の持ち物を減らしていくことにしました。
衣服、書籍、CDetc. 私にしては結構思い切って本棚やタンスの中身を空っぽにしました。
それでも、釣り竿や釣り道具はなかなか「要るもの」、「要らないもの」に仕分けることができないでいました。
天候不順が続き、釣りに行けないでイライラしていたある日。突然その日はやってきました。
今まで溜め込んだ釣り竿で使っていないものを一気にまとめて、買い取り業者に持っていきました。
使っていない釣り竿であっても、私にしてみれば何度も釣具店に通い、迷いに迷って虎の子で購入した釣り竿には愛着があり、ラーメン一杯分の代金に換わった時には、さみしいものがありました。
しかし数日経つと不思議なもので、気持ちはすっきりして「あ~、やっとサヨナラできた~」と気分は軽くなりました。
それなのに・・・、中古買い取り業者から来たメールマガジンに「掘り出し物入荷!」と書いてあり、明らかに
私が手放した釣り竿やリールなどにいい値段がついて販売されているのが分かりました。
何とも言いようがない変な気持ちにとらわれて、何度もメルマガを読み返し、とうとうその業者に連絡をとって、「~社のリールと釣り竿が入荷したそうですが、それを買いたいので取り置きをお願いします!」と電話してしまいました!
お金はなかなか私のところには回ってきませんが、愛着のあった釣り竿とリールはそういうわけで結局帰ってきたのでした。